Quantcast
Channel: Ham Radio 修理日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 584

IC-RP1220 修理

$
0
0
IC-RP1220 電源を入れたら煙が出たとの事です。
 
電源は入れられないので、内部確認します。
原因はPAユニットのパワーモジュールVbbラインに入っている、
C10タンタルコンデンサーが燃えていました、タンタルがショート状態になり
2.2Ωの抵抗も断線。
 
イメージ 1
 
その他のタンタル、ケミコンを交換しました。
 
イメージ 2
 
BPFを再調整14Wでました、APCで12Wに調整。
 
イメージ 3
 
受信感度に問題ありませんが、88.5Hz入れてもレピートしません。
CTCSSのMN6520が不良の為交換。
 
イメージ 4
 
IC-RP4020でも有った、DC-DCユニットのケミコン不良、
こちらも同じでユニットを外し交換。
 
イメージ 5
 
イメージ 10
 
その他のケミコンも交換しました。
 
イメージ 6
 
RX部のケミコンも同様に交換。
 
イメージ 11
 
コントロール部のケミコンも交換。
 
イメージ 12
 
結露が起きやすい環境での使用の為でしょうか、シールド板などの錆がひどく
REGの出力も13.8Vの所15V以上になっていました、
これらが原因かは定かでありませんが、ケミコン不良が多いですね。
 
イメージ 7
 
かなり重い電源トランスがシャーシーの全面、センターに取り付けてあり
トランスを押さえるだけで、シャーシーが歪みます、
 
イメージ 9
 
本体を落としたか、輸送時に投げられたか?
シャーシーに補強が無いので曲がってしまっています。
 
イメージ 8
 
完了、エージング中。
 
イメージ 13
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 584

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>